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温室効果ガス総排出量の公表
地球温暖化防止実行計画について



◆ 令和3年度組合の温室効果ガス総排出量を公表します

 温室効果ガスの排出削減は重要な課題です。菊池環境保全組合においても地球温暖化防止に向けた実行計画を策定しており、温室効果ガス削減に取り組んでいます。しかしながら、令和3年度の温室効果ガス排出量は18,240,050kg-CO2となり、目標値の15,328,310kg-CO2をクリアすることができませんでした。
 増加の要因としては、令和3年から処理区域が菊池市全域に広がり、ごみ量が増えたこと。また、燃やすごみの中に含まれるプラスチック類が増えたことが上げられます。実際に「クリーンの森合志ごみ焼却施設」でのごみ質分析では、本来資源物J(プラスチック製容器包装)で出していただくべきもの(汚れていないプラスチック製の容器包装)が数多く入っていました。
 住民の皆様には、温室効果ガス排出量の削減に向けて、今後とも「ごみの分け方・出し方」に沿った適切な分別をお願いいたします。


◆ 温室効果ガス排出内訳表


ガス種類 発生源 排出量(kg-CO2 比率(%)
二酸化炭素
(CO2
燃料の使用
(自動車以外)
143,717 0.79
自動車の燃料 86,549 0.47
電力消費 287,878 1.58
一般廃棄物焼却炉 16,979,554 93.09
小計 17,497,698 95.93
メタン
(CH4
自動車の走行 78 0.00
一般廃棄物焼却炉 1,037 0.01
浄化槽 900 0.00
小計 2,015 0.01
一酸化二窒素
(N2O)
自動車の走行 1,834 0.01
一般廃棄物焼却炉 738,013 4.05
浄化槽 418 0.00
小計 740,265 4.06
ハイドロフルオロカーボン(HFC) HFC封入カーエアコン
利用分(HFC-134a)
72 0.00
合 計 18,240,050 100.00


■二酸化炭素(CO2)とは

 物を燃やしたり、生き物が呼吸をしたりするときに排出され、人間の生活や生産活動に密接に関係しているものです。石炭や石油など、化石燃料を燃やすことで大量の二酸化炭素が発生します。

■メタン(CH4)とは

 生ごみなどの有機物が腐るときに発生します。このガスは、天然ガスの主要な成分で燃料としても使われます。温暖化効果は二酸化炭素の25倍になります。

■一酸化二窒素(N2O)とは

 日常的な活動では、焚き火や車の走行、農業では、家畜糞尿や堆肥、工業的には、重油の燃焼などさまざまな状況で発生するもので、ごみ焼却施設からも発生します。温暖化効果は二酸化炭素の298倍になります。

■ハイドロフルオロカーボン(HFC)

 オゾン層破壊物質CFCの替わりに使われるようになった、一般に代替フロンといわれる物質です。ここでは日常的に使用する自動車のカーエアコンについて、HFC-134aを算定対象としています。オゾン層は破壊しませんが、温暖化効果は二酸化炭素の1,430倍になります。



◆ 年度別温室効果ガス総排出量(数値で表したもの)

単位:kg-CO2
ガスの種類 目標値 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度
二酸化炭素(CO2 14,815,150 12,890,972 16,279,501 13,908,413 14,574,471 13,857,502 16,784,912 14,644,178 16,267,839 17,497,698
メタン(CH4 936 1,039 1,044 1,274 1,251 1,309 1,291 1,311 1,593 2,015
一酸化二窒素(N2O) 512,148 567,758 573,293 574,204 557,152 599,992 588,281 603,590 614,469 740,265
ハイドロフルオロカーボン
(HFC)
76 65 65 86 85 86 86 72 72 72
15,328,310 13,459,834 16,853,903 14,483,977 15,132,959 14,458,889 17,374,570 15,249,150 16,883,973 18,240,050
目標値に対する
割合(%)
87.8
(目標値クリア)
110.0
(-)
94.5
(目標値クリア)
98.7
(目標値クリア)
94.3
(目標値クリア)
113.3
(-)
99.5
(目標値クリア)
110.1
(-)
119.0
(-)